私は日々、軽貨物の現場に出ながら
元請と委託ドライバーの間に立つ立場で仕事をしています。
配達をして、話を聞いて、
時には営業所に呼ばれて頭を下げることもあります。
そんな中で、
最近ずっと感じている違和感があります。
それは
「真面目な人ほど、先に疲れていく」
という現実です。
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現場でよく見る、しんどくなっていく流れ
特別に怠けているわけでもなく、
サボっているわけでもない。
むしろ
・指示を守ろうとして
・トラブルを起こさないようにして
・周りに迷惑をかけないように気を遣っている
そんな人ほど、
ある時ふっと消耗していきます。
理由を聞くと、多くはこうです。
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休めば収入が減る
–
不在が続くと焦る
–
今日を乗り切ることで精一杯
結果として
「少しだけならいいか」と
ルールを軽く見てしまう。
でも、それは本人が悪いというより
そうなりやすい構造があると感じています。
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なぜ真面目な人ほど時間がかかるのか
この業界では
派手に稼いでいる話や
うまくいった一部の例が目立ちます。
でも実際は、
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信用が積み上がるまで時間がかかる
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評価されるまで静かな期間がある
–
すぐに結果が見えない
だからこそ
真面目にやっている人ほど
「これで合っているのか」と不安になります。
一方で、
短期的に結果を取りに行く人は
無理をしてでも前に出る。
でも、
そういうやり方は長く続きません。
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それでも、最後に残るのはどんな人か
現場を見てきて思うのは、
結局残るのは
当たり前を当たり前にやり続けた人です。
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ルールを守る
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無理をしすぎない
–
目先より、少し先を見る
派手ではないし、
遠回りに見えます。
でも結果として
・仕事が切れにくく
・信頼が積み上がり
・安心して続けられる
そういう状態に近づいていきます。
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ルールは、縛るためじゃなく守るためにある
大手の宅配会社が
ルールを厳しくしているのは、
ドライバーを縛りたいからではありません。
仕事を長く続けるためです。
くだらないことで信用を失い、
急に明日が見えなくなる。
それが一番怖い。
だからこそ
ルールを守ることは
自分を守ることでもあると、私は思っています。
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最後に
私は正解を持っているわけではありません。
ただ、
現場にいて
間に立って
見てきたことがあります。
同じように
今、不安を抱えながら働いている人にとって
この話が、
ほんの少し立ち止まるきっかけになればと思い
書きました。
派手じゃなくてもいい。
静かでもいい。
続くやり方を選ぶ人が、
最後に一番強いと、私は思っています